一般内科
健康診断で指摘された異常値のご相談、風邪やインフルエンザのような急性感染症から
高血圧、脂質異常症、メタボリック症候群などの慢性疾患まで一般内科疾患を幅広く診察します。
当院の方針として不要な薬は極力出さないようにいたします。
沢山薬が出されて言われたとおりに飲むのが大変!という声にお応えします。
また、総合病院で臓器専門医の診察を定期的に受けている患者様も、
当院で検査、投薬等を行い専門医と連携しながら治療を続けることも可能ですのでぜひご相談ください。
老年内科
自分らしく生きるための老年医療
年齢を重ねるとどうしても若かった時と同じ健康状態を維持するのは困難です。
しかしそれは人間皆同じで自然なことです。それならば、そうした変化を考慮した医療を行うのも自然なことですね。
当院では老年症候群という高齢者特有の問題(転倒、歩行障害、骨粗しょう症、認知機能低下症、便秘・尿失禁、不眠症)を常に考慮しながら、
患者さんの生活の質(QOL)をなるべく低下させないような医療を目指します。
”自分らしく生きる”これが当院が一番大切にしていることです。
コウノメソッドを取り入れた物忘れ外来
超高齢社会で世界の先頭を突っ走る日本において、認知症(物忘れ)は患者さん個人のみならず、
患者さんを介護する家族や地域社会にとっても大問題です。
認知症が進行してしまうと記憶力が低下するだけではなく、
別人のような性格になってしまうこともよくあることです。
穏やかで優しいお父さん、お母さんだったのに何で…?と悩み、悲しんでいるご家族をたくさん見てきました。
残念ながら認知症は一部のものを除いて完治することのない病気です。
しかし、患者さんとその家族が穏やかに生活できるようにサポートすることは可能です。
皆様のお話をじっくり聞かせてください。そして一緒に解決できる道を模索しましょう。
特に当院ではコウノメソッドを積極的に取り入れて診療致しております。
ニコリン注射、グルタチオン注射も予約なしで可能です。
フェルガードも当院に申込用紙がございますので認知症の周辺症状でお困りのご家族がいらっしゃいましたらご相談ください。
※ニコリン注射、グルタチオン注射は自費診療となりますのでご了承ください。
グルタチオン療法 | 米国ではパーキンソン病の機能改善と病状進行の遅延を目的とするグルタチオン療法は多くの施設で行われていますが、日本ではほとんど知られていません。 レビー小体認知症に対してコウノメソッドでも推奨されているグルタチオン点滴を、長く続けることのできる料金設定で提供します。 |
600mg 1,500円 1本(200mg)増えるごとに500円追加 |
---|---|---|
ニコリン療法 | コウノメソッドで食欲不振時に使用されるニコリン点滴。続けやすい料金設定で提供します。 | 1,500円 |
※ブログに「美容にも認知症にも有効なグルタチオンの話」を掲載しております。
宜しければ是非ご覧ください。
身体障害者認定
これまで日米で身体障害者の認定に携わってきました。
身体障害者認定を知らずに経済的な負担に耐えかねて適切な医療を受けていらっしゃらない方がいらっしゃいます。
当院では肢体不自由(腕、脚の機能障害)に対する身体障害者認定を行います。
書類作成のために念入りな診察が必要ですので予約制となります。まずはご相談ください。
2008年12月に「週刊医学会新聞」に米国の老人ホーム(Nursing Home:NH)での興味深いケアの概要として 「米国における老人ホーム医療の実際」を寄稿致しました。
糖尿病内科
当院の目指す糖尿病治療
糖尿病は今や日本の国民病であると言われるほど患者さんが増えています。
また、最近は単に空腹時血糖値やHbA1cの値だけではなく、
一日を通して血糖がどの様に推移するかが合併症の発症や進展予防に重要であることがわかってきました。
多くの患者さんを糖尿病の合併症、関連病の発症・進展から守るために良質な血糖コントロールが求められています。
しかし急激に種類が増えている糖尿病治療薬を、糖尿病専門でない医師が使いこなすのは難しい時代となりました。
当院では、糖尿病新薬の開発に携わっていた院長が、
何十年前から使用されている古典的な薬や新しく発売された薬の中から最適な薬を選択いたします。
特に高齢者に対しては注意が必要な薬が多いのが糖尿病治療薬の特徴です。
無理せず糖尿病と付き合えるよう病状、生活・仕事環境が違う患者さんひとりひとりに合わせて最適な薬を選択し良好な血糖コントロールを目指します。
インスリン、その他の注射薬
インスリンは血糖を低下させる唯一のホルモンです。
1型糖尿病のように自分ではインスリンを分泌することができないタイプの糖尿病のみならず、
いわゆる生活習慣病の2型糖尿病の患者さんにも良好な血糖を保つためにインスリンの注射が必要となることがあります。
早期にインスリンを使用することで、膵臓機能の低下が食い止められることもわかってきました。
当院ではもともとインスリンを使用していた患者さんの単位設定、管理はもちろん、新規にインスリンを開始する方を外来で支援します。
なるべくシンプルに、しかも低血糖の危険を出来るだけ少なくインスリン導入をいたします。
また、近年GLP-1受容体作動薬と呼ばれるインスリン以外の注射薬が登場しています。
当院ではこうした注射薬も使用してより良い血糖管理を目指します。
低糖質ダイエット
最近話題の低糖質ダイエット。
血糖を上昇させる炭水化物、糖質の摂取を控えることで従来の総カロリーを抑える食事療法よりも血糖降下作用やコレステロール低下作用、更には体重減少に高い効果があるのではないかと注目されています。
炭水化物や糖質のみを制限しますので、その他の3大栄養素であるタンパク質や脂質は制限しません。
量が極端に少なく、味気なかったこれまでの食事療法とはまるっきり違う新時代の食事療法です。
飲み薬を使っている方が低糖質ダイエットを行うと低血糖の危険がありますので医師との連携が必須です。
当院では低糖質ダイエットを頑張る皆様を応援いたします。
小児科
当ファミリークリニックではお子さんからお年寄りまで幅広く診察しております。
小児科の一般診療にも対応しております。風邪、発熱、発疹から予防接種までお気軽に受診してください。
予防接種
新生児のワクチン、1歳以降のワクチンは複数のワクチンを同時に接種することで
出来るだけワクチンのために来院していただく日数を少なくするようなスケジュールを組みます。
睡眠時無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群(SAS)は睡眠中に呼吸が止まってしまう病気です。
無呼吸とは気道内の気流が10秒間停止した状態を指します。一晩に30回以上、もしくは1時間に5回以上無呼吸が繰り返されるとSASと診断されます。
SASの診断は検査をしないとわかりません。しかし、以下の様な症状をお持ちの方は要注意です。
- いびきをかく
- 何時間寝ても熟睡感がない
- 日中も眠い
- 常にだるい
- 集中力がない
SASによるこのような症状は、学校、仕事場で問題になるほか、居眠り運転による事故や労災事故を引き起こしかねません。
また、SASは高血圧、心臓病、糖尿病と関連があることがわかっています。
早期に検査・治療をしましょう。
当院では入院の必要のない簡易検査を手配いたします。ご自宅でリラックスしながら検査を受けてください。
検査で治療が必要と判断された場合は持続式陽圧呼吸療法(CPAP シーパップ)と呼ばれる治療を行います。CPAPは保険が適応されます。
副作用のないがん治療「超高濃度ビタミンC点滴(IVC)療法 」
米国で様々ながんに対しての効果が報告されている超高濃度ビタミンC点滴療法は、日本でも少しずつ普及してきています。
当院では副作用がなく、がん縮小効果や生活の質(QOL)の上昇が期待できる点滴療法を行っています。
ブログ記事も参考にしてください。
「超高濃度ビタミンC点滴、副作用のないがん治療の話。」
- 標準療法が無効である
- 標準療法の効果をより確実にする
- 良好な体調を維持しながら寛解期を延長させる
- 化学療法・放射線療法の副作用を軽減する
- QOLの改善
- 手術前・術後の補助療法として
- 標準治療を拒否し、代替療法による治療を希望する
<注意>
1. 有効な標準治療を優先してください。IVCはあくまでも補完的な治療法です。
2. G6PD欠損症の方(検査が必要です)、高度の腎不全・透析中の方、心不全のある方はIVC療法が行えません。
3. 胸水、腹水の貯留やリンパ浮腫がある方は実施できない場合もあります。
4. メトトレキサート、ベルケイドを使用中の方は注意が必要です。ご自身の使用している抗癌剤を事前に教えていただきます。
治療スケジュールは以下のとおりです。
最初の6ヶ月間は週2回
その後の6ヶ月は週1回
開始2年目は月2回
その後は月1回が基本です。治療頻度に関しては病状等を考慮して決定いたします。
名称 | ビタミンC点滴 | 点滴時間 | 検査 | 料金(税抜き) |
---|---|---|---|---|
初回 | 12.5g | 30分 | 一般採血検査、腫瘍マーカー、G6PD | 40,000円 |
2回目 | 25g | 50分 | 30,000円 | |
3回目 | 50g | 75分 | 30,000円 | |
4回目 | 50g | 60分 | 30,000円 | |
5回目 | 62.5g | 90分 | 30,000円 | |
6回目 | 62.5g | 75分 | ビタミンC濃度 | 30,000円 |
7回目以降 | ビタミンC濃度に応じて決定 |
30,000円 |
※料金には診察料も含んでいます。
禁煙外来
昨今、企業においても会社敷地内の禁煙化が進んでいます。多くの場合少なくとも分煙はされている施設がほとんどではないでしょうか。
ではなぜ禁煙がこれほどまでに叫ばれているのでしょうか?
それは禁煙が健康に有益であることが明らかだからです。
- 肺がんをはじめ、各種がんのリスク低下
- 心臓病、脳卒中、末梢動脈疾患のリスク低下
- 咳、喘鳴(呼吸の時にヒューヒュー音がする状態)、息切れといった症状が改善する、もしくは今以上悪化しない
- COPD(慢性閉塞性肺疾患)といった肺の病気の発症リスク低下
- 女性の場合は不妊のリスク低下、妊娠中に禁煙すれば赤ちゃんが低体重児になるリスクを低下
ざっとこのような利点が挙げられます。
これ以外にも副流煙によるご家族への影響も減りますので、禁煙しようか悩んでいらっしゃる方は最初の第一歩を踏み出してみませんか?
ただ、禁煙って簡単ではないですよね。ニコチンは依存症になってしまうのでがんばって禁煙を試みたにもかかわらず、結局できなかった…という声をよく聞きます。
当院では以下の3つの条件に当てはまる方に対して保険で禁煙外来を行っています。
- ニコチン依存症に係るスクリーニングテスト(TDS)で、ニコチン依存症と診断された方
- ブリンクマン指数(=1日の喫煙本数×喫煙年数)が200 以上の方
- 直ちに禁煙することを希望し、治療を受けることを文書により同意してくださる方
チャンピックスというお薬を12週間だけ使用した禁煙方法は、およそ70%弱の成功率と報告されています。
タバコを止めたいけどやめられない、とお悩みの方はぜひご相談ください。定期健康診断・雇用時健康診断・海外派遣時健康診断・特定健診
お勤めの方々は定期健康診断として、年に1回健康診断を受けることが義務付けられています。
問診、診察や血液検査、胸部X線検査などの労働基準安全法で決められた法定項目検査を行います。また、別途腎機能検査等の法定外項目検査も承りますのでご相談ください。
また、雇用時(採用時)健康診断および海外派遣時健康診断も行っております。
もちろん尼崎市の特定健診も行っていますので、下記注意事項をご参照の上、お電話にてご予約下さい。
- 健康診断は予約制です。電話で御予約ください。
- 8時間以上の空腹状態でお越し下さい。
- 朝に飲む血圧・心臓の薬は、いつもの通り内服してください。血糖を下げるお薬は飲まないようにしてください。
- めがね・コンタクトレンズはつけたままで構いません。
- 直前にトイレに行かれますと尿検査ができなくなる可能性があるのでご注意ください。
検査項目 | 内容 | A* | B* | |
---|---|---|---|---|
医師診察 | 聴診、問診 | ○ | ○ | |
身体検査 | 身長、体重、BMI、腹囲 | ○ | ○ | |
血圧測定 | ○ | ○ | ||
視力検査 | ○ | ○ | ||
聴力検査 | オージオメーター | ○ | ○ | |
血液検査 | 貧血検査 | 血色素量、赤血球数 | ○ | |
肝機能検査 | AST(GOT) | ○ | ||
ALT(GPT) | ○ | |||
γ-GTP | ○ | |||
HDLコレステロール | ○ | |||
LDLコレステロール | ○ | |||
血清トリグリセライド | ○ | |||
糖尿病検査 | 空腹時血糖 | ○ | ||
HbA1c | ○ | |||
尿検査 | 尿蛋白、尿糖 | ○ | ○ | |
胸部X線検査 | 直接撮影正面1方向 | ○ | ○ | |
心電図検査 | ○ | ○ | ||
料金(税抜き) | 6,000円 | 10,000円 |
B*・・・35歳と40歳以上の方が受診する健康診断
肥満・ダイエット外来
肥満は生活習慣病の引き金となる放置してはいけない病態です。
当院では体重を減量することで将来の合併症を予防するために、保険診療による肥満・ダイエット外来をしています。
当院で重視していることは
- 患者さん一人ひとりのライフスタイルに合わせた指導
- 低糖質ダイエットの指導
- 続けることのできる運動指導
- モチベーションが保ち続けられるような環境づくり
- 処方薬(サノレックス、防風通聖散、L-カルニチン等)の活用
です。
減量、ダイエットは易しいことではありません。また、魔法の特効薬も存在しません。
ただし、本当に痩せたいという気持ちと根気があれば必ず減量できます。
健診でメタボと診断された方、すでに高血圧、糖尿病、脂質異常症などをお持ちの方で体重を下げたい方、自分の理想体重を目指して頑張っていらっしゃる方、一度ご相談ください。
以下のブログも参照してください。
https://yamasaki-family-clinic.com/blog/486/
自費診療
アンチエイジング、渡航前ワクチン、英文診断書作成、治験は自費診療です。
自費診療は渡航前ワクチン接種以外は予約不要です。
毎日午後2時から4時(木曜日と土曜日は午後1時から午後3時)を自費診療専門とさせて頂いておりますのでぜひその時間帯にお越しください。
その他の時間帯は一般保険診療を行っておりますので混雑時はお待ちいただきますことをご了承ください。